こんにちは。
楽しむ暮らし研究家のヒロです。
室内で使う、コンパクトな石油ストーブをお探しの方へ。
石油ストーブって魅力的ですよね。
- 圧倒的な静かさと暖かさ、炎の優しい光で、本能に訴えかける心地よさ
- じっくり時間をかけて冬のあったか料理を楽しめる
- スイッチ一つで点火出来る簡単操作
- オシャレで冬の象徴的なインテリアになる
- 災害時も安心
- 加湿器いらず
でも、こんな疑問がありませんか?
- 「石油ストーブっていっぱいあるけど、どれがオススメなんだろう?」
- 「たくさんオススメされていて、結局何がいいのかわからない・・・」
本記事では、これらの疑問に答えていきます。
本記事の内容
- 【厳選】室内で使える小型石油ストーブのオススメ3選
- 【本質的】オススメ3選に絞られる理由
ちなみに、石油ストーブに関する私の経験はこんな感じ。
石油ストーブに関する私の経験
- 実際に石油ストーブを買って、丸2年愛用中
- 石油ストーブのおかげで、心も体も暖かく、心地良い冬を満喫中
- 『本質的に正しい暖房とは何か?』を深く考察して、自分にぴったりの石油ストーブを選べました^^
少しでも、みなさんの参考になれば幸いです。
目次
【厳選】室内で使える小型石油ストーブのオススメ3選
室内で使える、小型の石油ストーブは全部で41製品あります。
メーカーと種類で分けると、下記の通りです。
✔️石油ストーブのメーカーと種類別の製品まとめ
メーカー | 対流式 | 反射式 |
アラジン(全5製品) (対流式:2製品) (反射式:3製品) |
・BF3911 ・BF3912 |
・AKP-S248 ・AKP-U288 ・CAP-U288 |
トヨトミ(全24製品) (対流式:12製品) (反射式:12製品) |
・RB-251 ・RL-251 ・RL-250 ・CL-250 ・RR-GE25 ・KS-GE67 ・RL-F2500 ・ML-250 ・KS-67H ・KR-47A ・RB-G250 ・RL-G250 |
・RC-W360 ・RC-S280 ・HRC-W360 ・RS-GE23 ・RS-FH290 ・RS-W30H ・RS-W290 ・RS-H291 ・RS-S291 ・RSV-230 ・RS-G300 ・RS-G240 |
コロナ(全10製品) (対流式:2製品) (反射式:8製品) |
・SL-5121 ・SL-6621(SL-6620) |
・SX-E2921Y ・SX-E2921WY ・SX-E2421Y ・SX-2421Y ・SX-E3521WY ・SX-E3721Y ・SX-E2821Y ・SX-2821Y |
スノーピーク | ・スノーピークグローストーブ | ー |
アルパカ | ・TS-77JS-C | ー |
たくさんありすぎて、何を選んでいいかわからないですよね・・・
この中から、私がオススメするのは、下記の3製品です!
▼マンション、一般的な戸建向け
▼リビング階段のある戸建向け
▼吹き抜けのある戸建、古民家、ガレージ向け
「どんな考え方で41製品から3つに絞ったのか?」
詳細を解説していきます。
【本質的】オススメ3選に絞った考え方
オススメ3製品は、下記の手順で絞り込んでいきました。
オススメ3選に絞った手順
ステップ1:正しい『暖房』の観点で、対流式の石油ストーブに絞る
ステップ2:暖房能力で3クラスに分ける
ステップ3:操作が面倒くさいものを除外する
ステップ4:暖房能力別で良いデザインに絞る
それぞれ、詳しく解説していきます。
【ステップ1】正しい『暖房』の観点で、対流式の石油ストーブに絞る
石油ストーブには、2つのタイプがあります。
- 反射式
- 対流式
正しい『暖房』から考えると、選ぶべきは『対流式』です。
まずは、 「正しい『暖房』とは何か?」 を考えていきましょう。
正しい『暖房』とは何か?
暖房の定義はこちらです。
暖房の定義:体を暖めることではなく、空気や壁の温度を高く保つことで体からの放熱を下げること
出典:東京大学 前真之准教授 https://jimosumu.com/n/nc22fe5a69fc4
体を直接暖めるのではなく、部屋や家全体を暖めるのですね!
結果的に、体からの放熱が下がって、暖かく感じる。
ちなみに、体を直接暖めるのは、『採暖』というみたいです。
出展:コトバンク https://kotobank.jp/word/%E6%8E%A1%E6%9A%96-272422
『採暖』ではなく、『暖房』をすることで、以下のメリットがあります。
採暖ではない、『暖房』のメリット
- ヒートショック(心臓、血管への負担)がない
- 重ね着による肩こり防止
- 肺が冷えない = 免疫力低下の防止 = 風邪・感染症予防
- 血流が増えて、心も体もリラックス
出展:https://kaiyuukuukan.co.jp/blog163/ https://jimosumu.com/n/nc22fe5a69fc4
心地よさだけでなく、健康のためにも、
正しい『暖房』が出来る機器を選びたいですね!
ちなみに、我が家はこんな感じ。
- 室内のドアを全て開けて、家全体で温度が均一に暖かくなるように『暖房』している
- トイレも、お風呂場も、1Fも2Fも、室内のドアというドアは全部全開
- 暖房は、対流式石油ストーブ1台と、エアコン1台の併用で完結
『採暖』だと各部屋にヒーターが必要になって、管理とか掃除が大変になりますね。
『暖房』だと、そういう煩わしさがなくて、楽になるメリットもあります^^
反射式と対流式の石油ストーブの違い
反射式と対流式の特徴は下記の通りです。
反射式/対流式の石油ストーブの特徴
- 反射式:局所的に人を直接暖める『採暖』
- 対流式:部屋や家全体を暖めて、人を間接的に暖める『暖房』
正しい『暖房』の定義から考えると、反射式が候補から除外されます。
部屋や家全体を暖める『対流式』に絞ると、41製品から候補を16製品に絞れました!
さらに、どんどん絞っていきましょう!
【ステップ2】 対流式石油ストーブを暖房能力で3クラスに分ける
対流式の石油ストーブは、暖房能力から大きく3つのクラスに分けられます。
- 暖房能力2.5kWクラス
- 暖房能力5kWクラス
- 暖房能力7kWクラス
石油ストーブの暖房能力は、住んでいる居住環境に合わせて選択する必要があります。
一応、メーカーでも使用環境の目安が下記のように記載されています。
でも、私の体感上、現代の住宅事情に合っていない気がします。
(一昔前の、低気密・低断熱な住宅を前提にしているのかも?って感じ)
・暖房能力2.5kWクラス:木造(戸建):7畳 コンクリート造(集合住宅):9畳
・暖房能力5kWクラス:木造(戸建):13畳 コンクリート造(集合住宅):18畳
・暖房能力7kWクラス:木造(戸建):17畳 コンクリート造(集合住宅):23畳
これを鵜呑みにして購入すると、暑すぎて困ると思います。
個人的には、以下の環境で使用するのが良いと思います。
私の体感上の推奨の使用環境
- 暖房能力2.5kWクラス:マンション、一般的な戸建のLDK(約15〜20畳)
- 暖房能力5kWクラス:リビング階段のある戸建のLDK(約15〜20畳)
- 暖房能力7kWクラス:吹き抜けのある戸建のLDK(約15〜20畳)、古民家、ガレージ向け
暖房能力で一覧を整理すると、こんな感じですね。
✔️対流式石油ストーブのメーカーと暖房能力別の製品まとめ
メーカー | 2.5kWクラス (マンション、一般的な戸建向け) |
5kWクラス (リビング階段のある戸建向け) |
7kWクラス (吹き抜けのある戸建、古民家、ガレージ向け) |
アラジン | ・BF3911 ・BF3912 |
ー | ー |
トヨトミ | ・RB-251 ・RL-251 ・RL-250 ・CL-250 ・RR-GE25 ・RL-F2500 ・ML-250 ・RB-G250 ・RL-G250 |
・KR-47A | ・KS-GE67 ・KS-67H |
コロナ | ー | ・SL-5121 | ・SL-6621(SL-6620) |
スノーピーク | ・スノーピークグローストーブ | ー | ー |
アルパカ | ・TS-77JS-C |
では、ここからさらに絞っていきましょう!
【ステップ3】操作が面倒くさいものを除外する
石油ストーブは毎日使うものなので、
日々の操作が簡単にできることが非常に重要です。
その観点からすると、個人的には、以下のモノは候補から除外しました。。
- アラジン(BF3911、BF3912・・・2.5kWクラス)
着火がめんどくさいので除外。 - アルパカ(TS-77JS-C・・・2.5kWクラス)
点火にライターが必要で、めんどくさいので除外
アラジンはストーブの本体を倒して着火する必要があり、とてもめんどくさいです。
↓のP12です。
>アラジンの取り扱い説明書
特に火をつけた後、ストーブの本体を戻すときにゆっくり戻さないと、
戻すときに起きる風で火が消えてしまうことも。
さらに、ストーブガードを設置すると、着火の度に本体とぶつからないようによける必要があり、面倒くささ倍増です。。。。
※ストーブガードって、こういうやつです。
我が家は使っていませんが、火傷防止や、大きな鍋を乗せる場合にはあると便利です。
アルパカストーブは毎回ライターも持ってこないといけないので、地味に面倒くさいです。。
以上の理由から、上記の2つの製品は個人的には候補から外しました。
ちなみに他のストーブは、
ダイヤルをくるくるまわして、点火ボタンをカチッとすれば火がつくので、とても簡単です。
↓気になる方は、トヨトミのストーブの例をどうぞ(P9)。
【ステップ4】暖房能力別で良いデザインに絞る
あとはデザインなので、個人の好みで選べばOKです。
ですが、個人的には永く使うことも考えて、
『シンプルで飽きない、インテリアに馴染むデザイン』が良い気がします。
あと、ストーブ天面は絶対に濃い色がオススメです!
石油ストーブで調理をすると、汚れがついたりしますが、濃い色だと目立ちにくいので。
暖房能力別に解説していきます。
暖房能力2.5kWクラス(私の所感:マンション、一般的な戸建向け)
暖房能力2.5kWクラスはひとつ前の章で、アラジンの2製品、アルパカストーブの1製品が
候補から除外されました。
なので、以下の候補から選択することになります。
- トヨトミ:9製品
- スノーピーク:1製品
その中で、私が選んだオススメはこちらです。
✔️暖房能力2.5kWクラス(私の所感:マンション、一般的な戸建向け)のオススメ
どんな部屋にも合わせやすいダークグレー。
オレンジ色の光なのも、インテリアにマッチします。
トヨトミ社製品は『ニオイセーブ消火』という機能があるのも嬉しいですね!
他のトヨトミ社のモノはレインボーに光るタイプもありますが、飽きてしまいそうな気がして、選びませんでした。。
>詳細はこちら
スノーピーク社のモノは、燃焼部分が丸見えで、インテリアに合わなさそうな気がして、選びませんでした。。
>詳細はこちら
暖房能力5kWクラス(私の所感:リビング階段のある戸建向け)
暖房能力5kWクラスは、以下の候補から選択することになります。
- トヨトミ:1製品
- コロナ:1製品
その中で、私が選んだオススメはこちらです。
✔️暖房能力5kWクラス(私の所感:リビング階段のある戸建向け)のオススメ
シンプルなデザインで、インテリアに溶け込みます。
通常盤はホワイトのみしかないので、限定カラーがオススメです。
毎年変わります。
気になる方は、9月にチェックしてみてください。
ストーブ天面が濃い色がオススメです。
我が家は2020年の限定カラーのネイビーを愛用しています^^
これまでの限定カラーはこちら。
- キャプテンスタッグとのコラボ(2021年 ダークグリーン)
>詳細はこちら - コメリ限定カラー(2020年 ネイビー、ブラウン)
>詳細はこちら - コロナ社オリジナルの限定カラー(2020年 あずきミルク)
>詳細はこちら - コロナ社オリジナルの限定カラー(2019年 クラシックブラック)
>詳細はこちら
他の候補は、トヨトミ社の製品ですが、燃焼部分が丸見えで、インテリアに合わなさそうな気がして、選びませんでした。。
>詳細はこちら
暖房能力7kWクラス(私の所感:吹き抜けのある戸建、古民家、ガレージ向け)
暖房能力7kWクラスは、以下の候補から選択することになります。
- トヨトミ:2製品
- コロナ:1製品
その中で、私が選んだオススメはこちらです。
✔️暖房能力7kWクラス(私の所感:吹き抜けのある戸建、古民家、ガレージ向け)のオススメ
どんな部屋にも合わせやすいブラック。
『ニオイセーブ消火』という機能があるのも良いですね!
他の候補は、グリーン、ベージュで合わせるのが難しそうな気がして、選びませんでした。。
>詳細はこちら
ホワイトもありますが、ストーブ天面の汚れが目立ちやすいので、選びませんでした。。
>詳細はこちら
コロナ社のストーブもホワイトのみなので、選びませんでした。。
>詳細はこちら
という感じで、暖房能力別に1つずつ、合計3つに厳選できました。
あとは、居住環境に合わせて暖房能力を選べば、ピッタリの1台を選べます!
改めて、暖房能力別の推奨の使用環境はこちらです。
私の体感上の推奨の使用環境
- 暖房能力2.5kWクラス:マンション、一般的な戸建のLDK(約15〜20畳)
- 暖房能力5kWクラス:リビング階段のある戸建のLDK(約15〜20畳)
- 暖房能力7kWクラス:吹き抜けのある戸建のLDK(約15〜20畳)、古民家、ガレージ向け
まとめ:石油ストーブで心も体も暖まる冬を
数ある石油ストーブから、本質的な『暖房』の観点も交えて、
オススメの3つの製品をご紹介しました。
厳選したオススメ3選はこちら。
▼暖房能力2.5kW(私の所感:マンション、一般的な戸建向け)
▼暖房能力5kW(私の所感:リビング階段のある戸建向け)
▼暖房能力7kW(私の所感:吹き抜けのある戸建、古民家、ガレージ向け)
※気になる製品は、シーズンオフのうちの購入がオススメです!
・人気の商品はシーズンに入ると売り切れになることがあります。
・人気の商品はシーズンに入ると値上がりすることがあります。
本質的な石油ストーブの選び方はこちら。
オススメ3選に絞った手順
ステップ1:正しい『暖房』から考えて、対流式の石油ストーブに絞る(16製品)
ステップ2:暖房能力で3クラスに分ける
ステップ3:操作が面倒くさいものを除外する
ステップ4:暖房能力別で良いデザインに絞る(各クラスで1つずつ、合計3つ)
石油ストーブの暖房能力は、住んでいる居住環境に合わせて選択する必要があります。
選び方はこちらをぜひご参考に。
私の体感上の推奨の使用環境
- 暖房能力2.5kWクラス:マンション、一般的な戸建のLDK(約15〜20畳)
- 暖房能力5kWクラス:リビング階段のある戸建のLDK(約15〜20畳)
- 暖房能力7kWクラス:吹き抜けのある戸建のLDK(約15〜20畳)、古民家、ガレージ向け
居住環境にぴったりの石油ストーブがあれば、心も体も暖まる冬になりますよ^^
- 圧倒的な静かさと暖かさ、炎の優しい光で、本能に訴えかける心地よさ
- じっくりあったか料理で、美味しい冬を楽しめる
- スイッチ一つで点火出来る簡単操作
- オシャレで冬の象徴的なインテリアになる
- 災害時も安心
- 加湿器いらず
それでは、今日も、素晴らしい日常を!!